もうひとつの瘀血の原因として長期のホルモン治療が考えられます。体に刺激を与え、補うためにはある程度は必要だと思われます。ただ、むやみに長期に行ってしまうと、人によっては体重が増加し、漢方的には新たな瘀血を作る原因にもなります。
不妊治療で重要なのは冷えと瘀血をなくすことです。そのためには余りにも長期のホルモン剤の使用は体に無理をかけホルモン・バランスが狂い、かえって逆効果になる人もいます。当診療所で妊娠された患者さんの70%近くの方が西洋医学的治療を行っていましたが、実際には漢方治療により妊娠された方の80%は自然妊娠です。このことからいかに冷えや瘀血を改善し、母体を作ることが重要なのかが分かります。
それについては次の項で述べましょう。