漢方で*赤ちゃん迎える院長blog

新型コロナ対策&妊活としてのミトコンドリアふやすスロースクワットー2~免疫力upのために❗

これも以前のblogに書きましたが、婦人科の臨床的な3大症状の『頭痛・生理痛・便秘』、そのすべてが冷えからくると言っても過言ではありません。例えば、冷えれば血管が収縮して頭痛や生理痛が起こります。夏のクーラーなどでの頭痛が典型です。また、ひどい生理痛の人でもホカロンなどでお腹を暖めれば痛みが改善する人がいます。

便通も急性な冷えは下痢ですが、冷えが慢性化すれば腸も冷えて動きも止まり便秘となります。このような場合、センナ、芒硝、滑石などの瀉下薬を服用すると一時期的には便通は出ますが(多くは軟便、下痢ですが┅)、長期に使用しているとますます冷えが悪化し、より頑固な便秘になります。

~ダイエットのために芒硝・滑石が入った「防風通聖散:体内に熱が籠り便秘になり冷やして便秘を治す薬」を長期に服用すると体が冷えますよ( ̄^ ̄)~ 


そのような場合、暖める漢方薬で腸を動かし下剤(大黄)などを少し加えるとスムーズに便秘が治まります(漢方では温下剤:暖めて下すの意味)。人間の体、入り(食事)と出(便通)を良くすることが健康の秘訣です。便通は良いということは、腸内細菌のバランスが良いということです。腸内細菌のバランスは体の免疫力にも関係します。だからこそ、無理のない便通は体の健康維持に不可欠です。

子宮・卵巣は下半身に位置しており、もともと冷えの影響を受けやすい場所にあります。漢方では上熱下寒(ジョウネツカカン)という言葉があります。暖かい物は昇り冷たい物は下るという物の性質は、漢方に限らず当然のこといえます。ですから、下半身に位置する子宮・卵巣は冷えるのは当然です。そのため下半身を暖める薬、暖める食べ物、暖める工夫、暖める運動→筋トレ💪が必要となります。

その筋トレ💪。筋肉の60~70%は下半身に集中していますので、下半身を鍛えるのは合理的といえます。下半身を鍛えるためには「スクワット」も良いですが、「スロースクワット」→「wideスロースクワット」は、筋肉に大きな負担がかかるので、より一層の効果が期待できます。『筋肉は裏切らない』と┅。確かにその通りです。それは「妊活」においても同じです。

筋肉には赤い筋肉(有酸素運動用)と白い筋肉(無酸素運動用)があります。「スロースクワット」をするとミトコンドリアが増えて、白い筋肉がピンク筋肉になります。ミトコンドリア自体は脂肪燃焼率が高いので筋肉内で増えれば、大いにダイエット効果も期待できます。ミトコンドリアはすべての細胞に存在し、細胞の中のエネルギー生産工場🏭🏭🏭です。エネルギーがなければ、どんな細胞も生きていけません。子孫を残す力(妊活:受精→妊娠→出産)も危うくなります。

普通は細胞のミトコンドリアの数は、数個から多くても1000個程度ですが、卵子の中にはなんと10万個❗❗存在します。普通の細胞の数倍から100倍の数です。人間の体、すべてが無駄なくできています。卵子のミトコンドリアの数も必要性があるから存在するのです。つまり、卵子と精子の受精の瞬間は必然的にそれだけエネルギーが必要なのです(因みに、受精する精子は1個だけ┅、その訳は「スロースクワット・ミトコンドリア編」を参考┅。ここにも無駄のない生物の仕組みが隠されています)。

自らが生き残るために“感染力は高いが致死率は低い”という、したたかな生存戦力の道を選んだ新型コロナウイルス。その撃退対策としての筋肉量up、熱量up、体力up、免疫力upのための筋トレ。「スロースクワット」を行いミトコンドリアを増やし、体全体の熱量を上げ、免疫力を高める体作りが大切です。そして、このミトコンドリアを増やし体全体の熱量を高めることは、妊娠しやすい“母体作り”にもつながります。

自らの力で質の高いミトコンドリアを獲得して欲しいと思います。他力本願ではなく、楽をせず自分の運動の力で質の良いミトコンドリアを獲得して欲しいと思います。それが今回の新型コロナウイルス対策(養生:食事・運動・睡眠)であり、妊活 (妊娠・出産する体を作る普段から養生) につながる道でもあります。その養生の一つとしての筋トレ💪。そのための「スロースクワット」です。『筋肉は裏切らない』。『スロースクワットも裏切らない』です(^.^)ね。

今のこの時期。新型コロナウイルス問題で妊娠には難しい環境にあります。だからこそ、この時期を前向きに活かして、自分の身体と向き合い、将来の妊娠・出産に向かって自らの“母体作り”に専念する時期にしてほしいと思います。

追伸) スクワットは深く屈むことと┅ 浅いスクワットは『浅はかなスクワット』と┅、筋肉ムキム💪の准教授の彼が言っていました。納得(*^3^)/~☆