それは、10月の第1週の金曜日の朝、38.6度の発熱で始めりました。風邪だから葛根湯と思いましたが、風邪症状は一切なし。太陽病の特徴の『頭痛』、『体痛』、『肩凝り』もなし。要するに太陽病の症状は一切なし。あるのは発熱のみ。それも39度台後半。今までは風邪を引いて37台なので葛根湯で済ましてきましたが、流石に38度越えには葛根湯では無理と思い『麻黄湯』にしました。熱だけなので温病を疑いましたが扁桃腺の腫れや喉の痛みも一切なし。小陽病の『小柴胡湯』の半表半裏にしては時間が経っていない。出勤時間も迫り取り敢えずは太陽病と小病の合病、そして温め病も疑い診療所に着いて『柴胡桂枝湯加桔梗石膏』服用。
まずは午前中に300CC1日分を服用。(勿論、煎じ薬)。午後にも同処方で300CC1日分を服用。診療所が終わり家で体温は測るが熱は38.5度で推移し一向に下がる気配はない。
何か薬は無いかと探してみると薬棚に『麻黄湯』が4袋見付けた。日付を見ると2019年。きっと子供達がインフルに罹患った場合に持って来ていたに違いないとても患者さんには出せる代物では無いが自分だから代では無いが、自分だから良いかぁ~と。カビなど生えて無いかとと中身を確認し、急いで薬を煎じ例の如く300CCを一回で服用。6時頃に服用し2時程度ぐっすり寝て目が覚め体温を測ると37.0度まで下がっていた。葛根湯は今まで風邪で今までも服用したことはあるが熱が此処まで上がり麻黄湯を服用したのは初めて。
麻黄湯を効くなあとの実感ビックリ👀‼️


葛根湯や麻黄湯は熱を下げるので単なる体を冷や薬もしくは解熱剤と思っている方がいますが、本来の考え方はその真逆です。本来はこの2つの薬は体を温める薬でなのですよ┅


話は、これから
未だ未だ続きますよ